Oggi 10月号


小学館 Oggi 10月号にてイラストを描かせて頂きました。

だから仕事は面白い! 〜 働くって何ですか? 23の答え 〜

世界で活躍する23人の女性から「働く女性へ」メッセージ !のページです。

働く女性の必須アイテムなど描いています ♪

Oggi






お気に入りレシピ 19 ( 生ハムとブロッコリー 簡単パスタ)


忙しいときに作るパスタ

1. パスタと適当にカットしたブロッコリーを同じくらいに茹で始める。
2. ボウルに水を入れて冷凍室へ。
3. 生ハムを1cmくらいにカット。
4. 生ハムをボウルへ入れオリーブオイルを2スプーンくらいとマヨネーズを2スプーンくらい入れて、混ぜる。
5. 茹で上がったブロッコリーを冷水で冷やして水気を切ってから3へ入れて混ぜる。
6. パスタを冷凍庫から出した冷えた水の中で冷やして水気を切り、4へ入れて胡椒をかける。

ひんやりパスタなので、夏の食欲がないときでも大丈夫。
簡単で美味しいです。

すっかり秋の空気になってきたなー。



autumn sign





やっと出来ました ♡


アムステルダムの旅 4 クレラー・ミューラー美術館へ


6年前に行ったアムステルダムの旅の続きです。
クレラー・ミューラー美術館への道のり。

Ede-Wageningen駅で108番のバスに乗ると、私は、どこのバス停で降りるか分からないので、ロンドンでバスに乗るときにしていたように、運転手さんに「クレーラー美術館に行きたいので、バス停に着いたら教えて下さい。」とお願いしました。
運転手さんも了解してくれたので、声をかけやすいように、運転手さんのすぐ近くの席に座りました。

しばらく走って停まったバス停で、日本人も含めた10人くらいの人が降りて行ったのですが、運転手さんを見ても私に何も言わないので「このバス停じゃないのかな?」と思ってそのまま乗っていました。

だんだん建物が少なくなってきたので、不安になって後ろを見ると私の他に1人しか乗っていません。
『 運転手さん、私に言うのを忘れているのだろうか? 』と思いながら座っていると、窓の景色もますます畑だらけになってきて、このままどこか遠くへ行ってしまいそうです。

「ま、でもこんな機会がないとアムステルダムの田舎の景色も見れないし、時間もあることだし、今日がダメなら明日くればいいか….。」と車窓を見ていたのですが、先ほどの1人が降りるときに、視線を感じたので見ると、バックミラー越しに運転手さんと目が合いました。

運転手さんが私を見てギョっとして「なんで、君乗ってるの!?」と大声で言ったので
『え〜〜〜〜〜!?だって、教えてくれるって言ったじゃん!!』と心の中でびっくりしていたのですが
「さっき、日本人がたくさん降りて行ったでしょ? 君も降りたかと思ってた。」と言ったので、私が「でも、あの人達、知り合いじゃないから。」と言ったら「もうすぐ終点について、そこからまた戻るから、終点まで行こう。折り返したときに下ろすから」と結局私は終点まで運転手さんと2人で行くことになりました。

終点と言ってもそこも駅で、駅前のバス停留所でバスに乗ったまま若い運転手さんの話を聞くことに…..。

「日曜になると毎回バスの来ないバス停に日本人が立っている。」と言うので「日本のガイドブックに載っているんです。」と言うと「ガイドブックの会社に間違っているって伝えておいて。」と運転手さん。
「バスの案内にオランダ語しか書いていないから、いつもドイツ人や日本人の観光客に僕が質問されて、間違った案内をすると会社にクレームがきて怒られるから、会社に英語の表記もするように話しているんだけど、なかなかしてくれないんだよ。」などマシンガンのように話す彼の話を聞いていました。

しばらくして、日本人の新婚さんカップルが「クレラーミューラー美術館に行きたいんですけど」と乗ってきました。
運転手さんは「彼女も行くから、一緒に行くといいよ」と言って紹介され、3人で行くことに。
そして、それからは 3人で力を合わせてクレラー美術館へ向いました。
Ottelo Centum についてからは、ビジターセンターへ向かう106番のバスへ乗るだけです。

クレラーミュラー美術館は広大な敷地の中にある美術館。
今まで見たことのないゴッホやロートレックの絵画を見ることができました。
でも美術館で見た絵画よりもこの美術館へ着くまでに起こったことの方がドキドキすることが多かったので、鮮明に記憶に残っています。

知らない土地に行くと道に迷ったり、分からないことがあって不安になったりすることが多いのですが、いつからかこれも旅の醍醐味として楽しむようになりました。
日本にいるとこういうことは滅多にないので、子供のときに迷子になったときに味わった気持ちを思い出して懐かしく感じたりします。
そして、トラブルが起こった旅ほど記憶に残ります。

アムステルダムでは、ゴッホ美術館へ行ったり、レンブラントの家に行ったり、足をのばしてロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館や自然史博物館、近代美術館へ行ったり、街の中をひたすら歩いたり、レストランは高かったですが、食べ物も美味しくて充実した1週間でした。

ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館は、とても広くていい作品をたくさん見ることができました。
こちらの美術館は近代から現代アートまで展示の仕方もかっこよかった。
クレラーミューラーは、あまり記憶がないので、またいつかゆっくり行きたいです。

オランダは、表示がほぼオランダ語のみだったので、どうやら迷うのは私だけではないようですが…..。
次回オランダへ行くときは、聞いたことはメモを取って慎重に行動をしようと思います。



ホテルニューグランドのナポリタンソースでナポリタンを作ったら美味しかった♡


アムステルダムの旅 3 クレラー・ミューラー美術館へ


6年前に行ったアムステルダムの旅 パート3 です。

アムステルダムは、比較的小さな街です。

街が放射状になっていて、運河があって橋がかかっていて、とっても可愛い。
ただ、やはり放射状になっているので、まっすぐ向かっているはずが実は右の方へずれていたり、運河に橋がかかっている道とかかっていない道があるので、あみだくじのようで、よく道に迷いました。

本当は3日間アムステルダムにいて、列車でドイツへ移動し4日間はドイツの友人宅へ滞在するつもりだったのですが、初日の予定が狂ったことと、思いのほかアムステルダムで道に迷うので、ドイツへの旅行はキャンセルして、アムステルダムに1週間滞在することにしました。
そして、時間に余裕もできたので、以前から行きたいと思っていたクレラー・ミュラー美術館へ行くことに♡

ガイドで見るとクレラー・ミュラー美術館への行き方は結構面倒。
アムステルダムのセントラルステーションからEde-Wageningen駅へ→ そこからバス 110番 ※ で Ottelo Centrum へ→ そしてそこから106番でBezoekerscentum へ行き、ミュージアムへ行くのです。

セントラルステーションのチケット売り場でクレラー・ミュラー美術館の往復チケットを買った時に電車の出発時間と何番線から出発するかを聞きました。
が、色々気をとられて駅構内を歩いている間に何番線か忘れてしまいました。
「出発時間が同じ電車は滅多にないだろう…..」と思って、出発時間が全く同じ電車のホームへ。
「ホームへ上がれば誰かに聞けるだろう…..」と思った私が甘かった。
日曜日なのに、ホームに私しかいません。( 東京じゃ考えられない….. )

「電車の中に乗っている人に聞こう!!」と思って電車の中を見ても、何故か人がいない…..。
走り回ってやっと2階に人が1人いたので「 Ede- Wageningenへ行きますか?」と聞くと分からないと言います。
出発の時間もせまっているし、他に聞く人もいないので『 ドイツ行きをキャンセルして時間もあることだし……』とそのままその電車に乗ることにしました。

ガイドブックにセントラルステーションからEde- Wageningenまでの分数が書いていたので、大体それくらいで着くと思っていたのですが、それよりも手前で電車が停まりました。
しかもヒューっと音がして電車のエンジン音が消えたので『え?終点なの?車庫に行っちゃうの!?』とビックリしてホームへ出ると、その電車を運転していた車掌さんが口笛を吹きながら歩いてきました。
「Ede-Wageningenまで行きたいのですが….」というと、車掌さんは、どこで乗り換えていくつ目で着くかまで詳しく教えてくれました。
私も『もう間違いは犯せない!!』ときちんとメモをして、無事 Ede-Wageningen に着きました。

バスが来るまで時間があったので待合室にいたのですが、アムステルダムは事件続きで侮れないので、ずっとガイドに載っている番号の110番のバス停を見ていたら、日本人の男性が1人、そのバス停に立ちました。
これで、間違いないと思って、私もすぐその男の人の後ろに立ってバスを待っていたのですが、しばらくすると2つ先のバス停にバスが入ってきました。

するとそのバスに乗る女性が「日曜日は、そこにはバスは来ませんよ!! クレラー美術館に行くなら、こちらのバスに乗って下さい!!」と教えてくれました。

※ この頃の日本のガイドブックにはバスの番号が110番しか書いていませんでした。
 実際は 108番でも行きます。