いつのまに アンナ・ピアッジも亡くなっていたとは…….。

海外のファッション誌 の fashion editor は、コンセプトを考えて、スタイリングも全てやるそう。
日本のファッション誌の fashion editor は、コンセプトを考えて、それをスタイリストへ伝えて、スタイリストの方がスタイリングをするそう。

『ファッションが教えてくれること』が面白かった話をしたら、ファッション誌 の editor の方から fashion editor について教えてもらいました。
アナ・ウィンターや グレイス のお話も聞かせてくれて、興味深かったな…..。



i’d love to see a hotel which John Galliano produced ♡



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Gilbert O’Sullivan ” alone again “


華麗なるギャッツビー


1974年に公開された『華麗なるギャッツビー』

ニューヨーク州ロングアイランドでのおはなし。
ニューヨーク郊外の大邸宅では毎夜、豪華なパーティーが繰り広げられ、ニューヨークから着飾った大勢の男女が訪れています。
パーティーの主催者は、ギャッツビー。
かつての恋人、デイジーに再会するため、毎夜盛大なパーティーを催していました。
大富豪の娘であるデイジーと軍人のギャッツビーは愛し合ってましたが、ギャッツビーが戦場に行き、デイジーは大金持ちのトム・ブキャナンと結婚してしまいます。
1920年代の繁栄するアメリカの中で成功を納め巨万のを得たギャッツビーはデイジーの愛を取り戻そうとします。

ミア・ファローが、とにかく可愛い♡
妖精のようなとらえどころのない雰囲気が大富豪の娘、デイジー役にピッタリです。
トム・ブキャナンの愛人のキャラクターが強烈で、ミアの透明感をより際立たせていました。

私は、この時代の画像の粗い感じと色調が好きで、よく見るのですが、ファッションも上品でとても素敵です。
ロバート・レッドフォードとミア・ファローのブルーの瞳が印象に残る、美しい映画です。

ひとつだけ気になるのは、デイジーの従兄弟で、やがてギャッツビーの真実を知るニックの顔が、最初から最後までテカっているところ。
何故、ひたすらテカっているのか謎。


『 華麗なるギャッツビー 』衣装展 @ プラダ青山店


2013年版『華麗なるギャッツビー』の衣装を担当したミウッチャ・プラダ。
プラダ青山本店で衣装を展示しているので、見に行きました。
しましまのファーが、可愛かった。
私は1974年版の『華麗なるギャッツビー』が好きで、バズ・ラーマン監督のキッチュなギラギラした世界観が苦手なので、DVDを待つか、映画館で見るか考え中。
でも、この世界観が好きな方は大きい映像で見た方が良さそうです。

バズ・ラーマン版『華麗なるギャッツビー』→ click


PARK SHOW 白根ゆたんぽ @ タンバリンギャラリー


月曜日に行ったら、終わってた……。しかもギャラリーも休みだったし。
やっぱり初日に行かないとダメですね。
キラー通りの植物がとても可愛かったのが救いでした。



『ファッションが教えてくれること』でグレイスが話していた写真家 ノーマン・パーキンソンから聞いた言葉。

「いつも目を開けていろ。
移動のときに眠るな。
目に映るあらゆるものが、インスピレーションを与えてくれる。」

『ビル・カニンガム&ニューヨーク』のビルの言葉。

「目には何でも学ばせないと」


The September Issue


アメリカン・ヴォーグ編集長 アナ・ウィンターと雑誌編集に密着したドキュメンタリー映画
『ファッションが教えてくれること』を観ました。
原題は『 The September Issue 』です。
9月はファッションの New Year と同じということで、9月号ができるまでのドキュメンタリー。

「 雑誌は編集長のもの。」と聞いたことがありますが、正にその通り。
アメリカン・ヴォーグは、アナ・ウィンターの雑誌でした。
全てアナを通して決められていきます。
アナと同期のグレイス・コディントンのおそらくスティーブン・マイゼルが撮ったと思われる莫大な費用と時間を費やして撮影されたページを「くどい」の一言で却下。
自分のページが削られていくグレイスがどんどん不機嫌になっていきます。

私、個人的にはグレイスのセンスが好きですが「雑誌が売れなければ、私の仕事がなくなる」と話していたグレイスの言葉が美しいものだけを作れない現状を物語っているようでした。
グレイスもそれを承知していて、アナを信頼しています。
そして、アナもグレイスの天才的なセンスに信頼を寄せています。

グレイスだけでなく、自分の撮った写真が削られているのを知ったマリオ・テスティノが「全身汗だくで撮ったのに…..」と不満を漏らしていて、意外な一面が見れて面白かった。

アナのページに対するクレームがユーモアのある毒舌だったので、イギリス出身と聞いて納得でした。
撮影風景や各デザイナーがアナに自分の作品を見せる所など、普段見れないシーンがたくさん見れるので、ファッション好きにはたまらない映画です。

ちなみにグレイスが「私は過去のものに惹かれる」と話していた場所は、ベルサイユ宮殿のグラン・トリアノン。そして撮影場所はプチ・トリアノンです。
ベルサイユ宮殿は1日しか行ったことがないのですが、いつかベルサイユ宮殿の近くに泊まって、時間をかけてゆっくり見てみたいです.。

★★★ 3.5



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