Marni edition


a rainy season starts in Tokyo.




フランシス・ベーコン展 @ 東京国立近代美術館


新国立近代美術館で開催中のフランシス・ベーコン展へ。
ベーコンの絵を初めて見たのは学生の頃。ロンドンへ移って間もなくのテートギャラリーでした。
それが、上の絵。
他にもいくつか肉塊がとろけているような作品があって、あの日は他にもたくさんの画家の作品を見たけど、ベーコンの絵はとても強烈で今でもあの時の衝撃を鮮明に憶えている。暗い塊のような作品。

海外の美術館へ行くと必ずと言っていいほど、ベーコンの作品が展示されている。
いつもたくさんの画家の作品と一緒にベーコンの作品を数点という形で見ていたので、彼の作品を一度にたくさん見ると重いのかな……と、延ばし延ばしにしていたら最終日になってしまった。

最終日は、思っていた通り大勢の人で、一つの作品を何人もの人と一緒に見る形だったけど、日本で刺激的な作品を見れることは少ないので、やっぱり行って良かった。
こんなに大きい彼の作品をたくさん見るのは初めて。
殆ど色の無い直線と曲線だけで描かれたような作品なのに奥行きがあって、絵の中に入ってしまいそうな感覚になる。
近くで、作家の大胆な構図・筆使いを見ていたら放心状態になってしまった。

特に Triptych の作品が展示されている部屋は、色が綺麗で、さらにゴールドの額縁がその作品の色を際立たせていて、もし人が少なかったら、1時間ぐらいボーッと見ていたかった。
ベーコンの作品は、シュールで不可解で惹き込まれる。
また、彼の絵を見ていると David Lynch の映像を見ているような気がしてくる。
久しぶりに鳥肌の立った展覧会でした。

東京に引き続き、6/8から9/1まで豊田市美術館で開催されます→ click

Francis Bacon @ The National Museum of Modern Art, Tokyo → click


La Chinoise





Aquarius


Russia


funny face





浅草 三社祭


浅草の三社祭り最終日。

三社祭は2010年に行って以来。
毎年、行こう行こうと思いながら、忘れて行けなかったので、今年は忘れずに行ってきました♡

雷門を挟んで、右側は観光客が多く、浅草寺を抜けて左へ曲がった辺りは、半纏を着た地元の方が道で休憩をしていたり、もつ煮込み屋さんでお酒を飲んでいたり、地元色が強い感じ。

2010年も最終日に行ったと思っていたので ” 今年も夕方4時頃に、一の宮、二の宮、三の宮の御神輿が雷門から仲見世に入ってくるのかなー ” と午後4時に仲見世で待機していたのですが、全くそんな気配がなく、午後7時頃、御神輿が伝法通りからやってきました。

おまわりさんが見物人の前に立って、防御されながらの、御神輿見物。
御神輿は、伝法院通りから始まって、メトロ通り→雷門→仲見世通り→宝蔵門→浅草寺の順番で通ったよう。
途中、凄い迫力でちょっと怖かったけど『 THE 祭りっ!!』って感じで楽しかった〜。

《 今日の出来事 》
もつ煮込み屋さんがたくさんある 通称 ホッピー通りで、映画の中に入ったようなディープな世界を堪能。写真を撮っていたら、2階のおじさんが両手でピース。
3匹のシャー・ペイに半纏を着せたおじさん。シャー・ペイに半纏がよく似合う。
天狗役の人の背が低かったので、びっくりしていたら、椅子に座って休んでいる所だった。
夜、長い棒の先端にカメラをつけている人、多数。これなら人が多くても上から御神輿の写真がきちんと撮れる。
肩や首の付け根に大きいコブがある人を3人見た。三社祭に詳しい友達に聞いたら、神輿のコブだそう。
2009、2010年と入れ墨を入れた人が普通に歩いてたけど、今年は見なかった…..。


ローヤル珈琲本店 浅草


浅草の三社祭
外観が気に入って、ひとやすみに昭和情緒あふれるローヤル珈琲本店へ。
ミックスサンドとアイスカフェオレをオーダー。
何となく懐かしい味がして美味しかった。
そんなに広くない店内でタバコを吸っている人もいましたが、古い喫茶店にありがちな煙もくもくはなく、目が痛くならなかった。
浅草って、老舗の喫茶店や洋食屋さんがあって面白いっ。