Ryan Gander @ Maison Hermes メゾンエルメス


メゾンエルメス 8F フォーラムで開催のライアンガンダー『堕ちるイカロスー失われた展覧会』
を観ました。
毎回エルメスの展示は見ているのですが、今回は、チェックし忘れていて、友達に教えてもらって、最終日にぎりぎり行くことができました。

ライアン ガンダーの作品は、去年「色のキレイな作品が見たい♡ 」と 1223現代絵画ギャラリーでやったものを見ていたので『 また去年見たような作品が多いのかな…… 』と思っていたところ、今回はメゾン エルメス フォーラム 10周年に合わせて制作された作品が多く、予想外の展開で非常に面白かったです。

作品が置いている場所を描いた資料を渡されなかったら、見逃しそうな作品が多々。
紙くずだと思って通り過ぎたら「これも作品ですよ」と教えられたり、資料を見るとここの壁に
作品があるはずなのに見えなくて、よーく見たら微妙に薄い色でイカロスの翼が写してあったり、
『 ことのなりゆき 』という作品は「場所が変わることがあります」と注意書きがあったので、係の方に「この作品はどこにありますか?」と伺った所「あちらの係の者が作品です」と案内されて見たら、エルメスの係の方らしからぬスエットを着ていて、それは「 このエルメスの展示場で、何でこの人はスエットを着てるんだろう?と訪れた人に違和感を持たせるような作品」ということでした。

前回はキレイな色の作品群を見て元気になりましたが、今回の作品は、イギリス人らしいブラック ユーモアが散りばめられていて、ついつい笑ってしまう作品群で、見終わったら、気分がスッキリしました。私は、どうやらライアン ガンダーの作品が好きなようです。

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