横浜トリエンナーレ 


3年に一度の恒例、横浜トリエンナーレへ。
今回の会場は、日本郵船海岸通倉庫 と 横浜美術館。
この二つの会場は定期的にバスが運行しています。
11/ 6までなので、この日を逃すと行けない!!と、頑張ってラフを描き終えて行ってきましたぁ

最初に向かったのは、日本郵船海岸通倉庫 。
こちらの会場では、クリスチャン・マークレーの The Clock という作品が好きでした。
最初は時計のシーンがある映画を編集してつなげただけの作品だと思っていたのですが、遅れている友達がそろそろ来る頃だな…..と思った時に
『あれ?もしかしたら、映像の中の時刻が、実際の時刻とリンクしているのでは ??? 』
と気づき、確かめたら、自分の時計と映像の中で時計が指している時刻が同じだった。
……………. ス・スゴい!!
このアイデアと実際にそれを作成したことに脱帽。
作品は、24 hour サークルになっていました。

ヘンリック・ホーカンソンのボーッとした光の作品も好きでした。
人工的な光のはずなのに、霧がかかったように見えて、自然を感じる作品。
シガレット・ランダウのスイカの作品も不思議と見入ってしまった。
私は目が悪いので最初はバケツだと思っていましたが、友達のメガネを借りて見たらスイカでした。こちらの会場は、全体的に土のイメージが強かったな…..。

もう一人の友達も合流して、横浜美術館へ。
今年のトリエンナーレは、マン・レイ、ルネ・アグリットやイサム・ノグチ、江戸時代の作品など今までのトリエンナーレでは見ることができなかった作品群も見ることができました。
こちらの会場で好きだったのは、トビアス・レーベルガーの大きい電球がたくさんぶら下がった作品。自分が小さくなったように感じて、面白かった。
そして….やっぱりダミアンハーストのステンドグラスような蝶の作品は凄かった。
作品集では見たことがあったのですが、実物は初めて。
遠くから見ていた時にステンドグラスだと思っていて、近くで見たら蝶だったので、ダミアンハーストの作品だと分かったのですが、遠くから見て、ガラスだと思ったものが近くで見ると実は蝶だったのときの衝撃がやっぱり凄い。
特に私は視力が悪いお影で、遠くに離れた時に、他の人より綺麗に見えるようです。

記憶に残る作品って、見たときに美しいとか気持ちが悪いとか、または驚いたり、心が動いたものですね。
今回は The Clock と ダミアンハースト の蝶の ステンドグラス画 が私の中の一番でした。
会場がとにかく広くて椅子が殆どなくて、とっても疲れた…..。
前回、前々回ととっても寒かったので、会場は海が近いし、厚着をしなくては….と思っていましたが、今年は暖かかったです。
気温 20度 / Tシャツの上に薄手のセーター+スカート+薄手のタイツ。


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