英国王のスピーチ


『英国王のスピーチ』を観ました。
ジョージ6世(現イギリス女王エリザベス2世の父)の伝記を元にした映画です。
子供の時から吃音症で、とても内気な性格だったジョージ6世。
本来王になるはずの兄エドワード8世が離婚歴のあるアメリカ人女性との結婚を望んで王位を退いた為、王になった人です。
吃音症で演説ができないことを悩んでいた夫アルバートを想い、夫人が探し出したオーストラリア人の言語調教士と吃音症の治療が始まります。

王位を捨てて、アメリカ人女性と結婚した兄エドワード8世の話しは美談として聞いていて知っていましたが、映画を観ると実際はそんなに美談ではなかったような……。
エドワード8世の一生が珍し過ぎて、弟のジョージ6世のことは知らなかったので、とても興味深かったです。
こちらはこちらで大変だったのですね。
どうして吃音症になってしまったかを考えると胸が痛みました。
最後はハッピーエンドだと知っていたので、大体のストーリーは想像できましたが、一人の人が一所懸命努力をして、苦手なものを克服する姿は感動です♡

ジョージ6世がコリン ファースで正解。あまりやり過ぎるとコメディーになりそうな所も、コリン ファースだったので、丁度良かった。
★★★★


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