Wendy and Lucy


ウィンディー & ルーシー。
ルーシーは犬の名前。
ウィンディーという女の子と愛犬の可愛いお話かな….と思ったら、全く違っていました。

ウィンディーは、住所も電話もない女の子。
職を求めて、ボロボロの車で犬のルーシーと一緒にアラスカへ向かっています。
途中寄った見知らぬ街でルーシーの餌がなくなってしまいました。
ルーシーをスーパーマーケットの外で待たせ、犬の餌を確保するためにスーパーマーケットに入るのですが、お金のないウィンディー、まさかの万引き。
支払わずに出るところを店員に呼び止められます。
そのまま警察で時間を費やしている間に旅の共、ルーシーがいなくなってしまい、車も故障し、エンジンがかからなくなり、その町でひたすらいなくなったルーシーを探すウィンディー…..。

「え?ここで終わり?」という終わり方で、ちょっとビックリしましたが、色使いが可愛かったり、ウィンディー役のミッシェル・ウィリアムや他の出演者の演技がとっても自然で真実味が合って好きな映画でした。
ウィンディーはずっと同じ洋服で、シーンもほとんど同じで、出演者も5人くらい。
見ていて温かい気持ちになったり、切なくなったり、気持ちが重くなったり、短い時間にいろいろな気持ちになれました。
『 低予算の制作でもいろいろな気持ちにさせてくれる映画が作れる見本 』のような映画。


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