LAST DAY in London 1


引き続き、先日の旅のお話です。
ユーロスターでパリからロンドンへ着いて、ホームに立つと、駅に大きな五輪のマークが飾られていましたー。
もうすぐロンドンでオリンピックです ♪

キングスクロスから11時にドイツの友達の家について、友達の作った美味しいブランチを2人で食べました。
ロンドン、パリ、アントワープで購入した本が重いので、郵便で送りたかったのですが、ご飯を食べている間に近所の郵便局が閉まってしまいました。
土曜日は午前中までです。

東京では、大きい郵便局だと土日も開いている所がありますが、実はロンドンにもあります。
これは、私が、ロンドンに住んでいたときから変わっていません。
重いものを持つのがイヤで、郵送しようと思ったのですが、結局、重い本を持ってチャーリングクロスの郵便局へ行くことに….。
こちらは、土曜日も17時半まで開いています。
日本にもありますが、印刷物だけまとめると5キロまでなら特別価格で郵送できます。

「ロンドン最後の夜は、ろみが日本食を作ってくれるんだ ♪」とドイツの友達の旦那さんが他の友達に話していたので『あれ?私、言ってないけどな…. 』と思ったのですが、多分期待も込めて言ったのかな……?と思って『よし、作ろうっ!!』となりました。
ところが、いざ日本食材をロンドンで探すとなると、とっても大変。
何と言っても10年のブランクがあるので、ジャパンセンターは10年前にあった場所にない…。ジャパンセンターの場所を聞こうと思って、10年前にあった日本のラーメン屋さんに行ったら工事中。
そして、こんな時に限って、日本の人が歩いていない…..。

どこで日本食材を手に入れていいか分からなくて、途方に暮れた私は、ドイツの友達に電話をしたのですが、繋がりません。彼は、その頃、身体を鍛える為のジム真っ最中です。
仕方なく「やっぱりレストランに行かない?」とメールをしました。


Albert Menes アルベール・メネス



PARIS – LONDON パリについて


この日は、パリからロンドンへユーロスターで向かう日。
朝、早いにも関わらず、アパートメントのオーナーが車で迎えに来てくれて、北駅まで送って下さいました。
朝6時のパリは誰もいなくて、とても美しかった。
今回見たパリの中で、ナンバ−1の景色でした。

やっぱり美しい街には、美しい格好で来た方がいいですね….。
私は歩き回ることと植物園のことしか考えていなかったので、ロンドンの友達宅に殆どのものを置いてきて、パリには、スニーカーと普段着しか持って来ていなかったので、反省。
次にパリに来るときは、きちんとした服装も持ってこよう…….と思いました。

また、パリ3日というのは、無謀でした。
街が大きい上、道が複雑なので、迷うことも入れると最低1週間は滞在したいです。
パリに来ると毎回、サンジェルマン・デ・プレに滞在していたので、土地勘があって、道に迷ったことがありませんでした。
『 どうして、今回はこんなに道に迷ったんだろう? 10年のブランクのせいだろうか……?』 
よく考えたら、今までは、今回泊まった場所とサンジェルマン・デ・プレ大通りを挟んだ反対側の比較的道がまっすぐの方に泊まっていたことが判明。
どうりで、以前は道に迷わなかったわけです…。

今回、パリも久しぶりでしたが、10年前と比べて、パリの人が親切になった気がしました。
地図を広げていると「大丈夫?」と英語で声をかけてくれたり、場所柄もあったのか、パリ全体でそうなのかは分かりませんが、困ったときに助けてもらうと嬉しいので、私も日本で地図を広げている人がいたら、自分から声をかけてみよう…… と思いました。

パリからロンドンへは、ロンドンからパリに無かった、イミグレーションを通ります。
まず フランスのブースで出国手続きをして、その次のブースが イギリス の入国手続き。
出国して、すぐ次が入国というのが初めてだったので、面白かった。
そして、ユーロスターの中では、また爆睡。


ANTWERP – PARIS サンジェルマン・デ・プレ パリの旅


アントワープからパリへ。
アントワープを12時ころ出発したので、パリには14時ころ着きました。
パリ最終日です。

北駅からサンジェルマン・デ・プレの分の1枚を使ったら、メトロの10枚チケットが終わってしまったのと、これからまた10枚買って歩き回る時間も無かったので、最終日は、サンジェルマン・デ・プレにいることにしました。
そういう時もサンジェルマン・デ・プレは便利。

サンジェルマン・デ・プレの駅から教会とドゥマゴの間の道、ボナパルト通りを歩くと、やがて右手にラデュレのお店が見えてきます。
ロンドンでお世話になっているドイツ人の友達にラデュレのマカロン18色を買って、今度は、自分の為に画材屋さん Sennelier へ向かいました。
昔からある画材屋さんで、ピカソやセザンヌもこちらの絵の具を愛用していたそうです。
ボナパルト通りを真っすぐ歩いて、セーヌ川に突き当たったら左に曲がります。
色鉛筆 prismacolor を買いました。
色が絶妙で、しびれます。

パリにきてから一度もセーヌ川を見ていなかったのを思い出し、見に行きました。
私は、シテ島辺りが好きです。
今回のパリは、とにかく人が多くて、あまりいい景色が見れなかったのが残念でした。

お腹がすいてきたので、ジェラール・ミュロお惣菜を購入。
ジェラール・ミュロは、とても賑わっていました。
帰り道、モノポリでスープを購入して、アパートメントへ。
お腹がいっぱいになったので、夜、散歩にでかけようと思っていたのですが、ドラゴンタトューの女の続きの『火と戯れる女』を読み始めたら面白くて、次の日も朝5時起きで早いので、そのままアパートでのんびりすることにしました。


アントワープ で滞在した B&B ( ホテル )


今回、アントワープで滞在した B&B 『 MARLEENS GASTENKAMER 』の紹介です。
上の写真はダブルベットの部屋です。
アントワープの街中よりも私はB&Bのある Markgravelei 駅周辺の建築物が好きでした。
B&Bの近くには、大きな公園があって、トリムからの道も分かりやすいし、アントワープに住む人々の生活も感じられるこの辺りはお薦めです。

私がこのB&Bを選んだのは、ネットで色々なB&Bを調べて、部屋のインテリアのセンスが気に入ったからです。
家具やラグ、カーテンのセンス、色使いが好きでした。

1日ひと組、限定のB&Bです。
最大で3人まで泊まれるそう。
セントラルステーションからタクシーで10ユーロくらい。(1000円くらい)
時間もタクシーで10分くらいです。
メトロ Diamant ( セントラルステーション ) から 6つ目の Markgravelei で時間にすると10分くらいです。
シングルルームとダブルルームの2部屋にキッチン、居間、トイレ&シャワーが着いて、一泊50ユーロ。
朝食をつけると60ユーロです。( 6000円くらい )

朝起きるとテーブルに朝食が用意されています。
パン2種とハムとチーズ、くだものと焼き菓子とジャム、オレンジジュース、紅茶かコーヒー。
食べ終わったら、痛まないようにハムだけ冷蔵庫にしまいます。
後はそのままにして出掛けて、帰ってくると朝食は片付けられています。

私は2日滞在だったからかもしれませんが、ベットメーキングはありませんでした。
自分のアパートで気軽に暮らしながら、朝食だけは出てくる….と考えて下さい。
壁には大きなテレビがついています。
夜、帰って来たとき、ちょこっとテレビも見てみました。
テレビの見方はマルリーンが教えてくれます。
自分の家にいるようで、私はこの気楽な雰囲気をとても気に入りました。
オーナーのマルリーンも親切で、明るくて、とてもチャーミングです。

アントワープに行く際は、是非 → MARLEENS GASTENKAMER


アントワープの旅 豆知識


国際のセントラルステーションと同じ駅にあるメトロの名前が違います。メトロの駅名は Diamant.

トラムのチケットは、地下鉄のホームに販売機があります。
地上のホームには、販売機がないので、地下に入った時にまとめて買っておいた方がいいです。

ホームは長いですが、電車が2両だったりするので、皆、ホームの前方で電車を待っています。
最初、なんで皆が固まっているのか意味が分からなかったのですが、電車を見て納得しました。

自分の降りる駅で日本のバスのようにブザーを押します。
地下の時はメトロで地上に上がるとトラムになって、乗り方は日本のバスのようで面白かった。

道を渡るときは、車と自転車両方に気をつける。
両方とも道が細くても、結構スピードを出しています。

自転車道と歩道は色や石のデザインが違うので、ボーッと自転車道に立たないように気をつけます。轢かれます。

街の人がとても親切。
但し、公共の場(駅や美術館)で働いている人6人に聞いて、4人はぶっきらぼうでした。
街の人は、私が聞いた10人中10人が親切だったので、この確率でいくと、道や電車の乗り方など分からないことは、街の人に聞いた方がいいようです。


アントワープの地図


上が、私が今回、とっても気に入ったアントワープの地図の一部です。
他の街の地図はもっと普通なので、こういう洗練されたデザインを使用する街って素敵 ♪ と思ったのでした。
アントワープセントラルステーションのインフォメーションでこの地図はもらえます。
マルリーンが印をつけてくれた地図は大分使い古してしまったので、新しい地図が欲しいと思って、セントラルステーションに行った時に 3部 ほどもらいました。


MOMU アントワープ服飾美術館 Antwerp アントワープの旅


アントワープ 3日目。
パリへ戻る日です。
アントワープからパリへの電車のチケットは、昨日のうちに買っていたので、朝いちで、ずっと行きたかった MOMU へ。
王立ファッションアカデミーの入ってる建物です。

Groenplatsで降りて、Nathional straat を歩いてすぐ。
1750年から1950年の洋服が展示されていたのですが、その生地、デザインが美しい。
自然とため息が出ます。
こんな美しい洋服の展示をしている MOMU で勉強をしていた学生達。
王立ファッションアカデミー出身のデザイナーのデザインの美しさの源を見た気がしました。

1時間程で MOMU を後にし、B&Bへ戻り、荷物を持って、トラムでセントラルステーションへ。
アントワープは、今回初めてでしたが、大好きになりました。
今度は、ベルギーメインで来よう ♪
ロンドンからユーロスターでそのままベルギーに行けるそうです。

私は、その時の気分で日にちや行き先を決めるのでダメですが、きちんと計画を立てて、旅行をした方がタリスやユーロスターのチケットは安いです。
先日、パリでアントワープ行きのチケットを購入した時、日にちしか言わなかったので、駅の人が1ヶ月先のチケットを発行しました。
「1ヶ月先じゃなくて、明後日ですよ。」と伝えると「あら、じゃあ、金額が変わるわ……。」と女性。
1ヶ月前に買った値段と2日前に買った値段が、同じ駅の出発と到着なのに15000円くらい差があって、びっくりしました。
旅は早め早めにした方がお得ですね。


Kalmthout カルムトハウト植物園 アントワープ


アントワープ2日目。
久しぶりの晴れ !! この旅の最大の目的、Kalmtout カルムトハウトへ。
アントワープ セントラルステーション から普通列車で30分くらいです。
チケット代は、300円くらい。
ネットで植物園の小さな写真を見たときに「きっと、私はこの植物園が好きだ ♪」と直感しました
もしかしたら、無駄足になるかもしれませんが、私は自分の勘を信じて、今回のアントワープの旅を計画しました。

植物園は、駅のすぐ隣にあります。
目印もないので、取りあえず看板が多くて「ここが入り口かな?」というところを歩いていたら、駐車場についたので、人の気配がする方へ歩いて行きました。
そこが、入園圏を販売している場所だったので、入園料を払って地図をもらって、早速、植物園へ。
カフェやチケット売り場にいた人を見ると全員で20人くらいの来訪者です。

入った途端、私は一気にこの植物園が気に入りました。
色々な色の木があって、とっても可愛い。
この日は太陽が照ったり、お天気雨が降ったりやんだりで、大きい敷地に20人くらいしかいないので、殆ど人に会うことなく歩いていました。
たまに人と会うと、山で人と会ったときのように挨拶をします。
その時に発音を聞いて、イギリス人とアメリカ人の来訪者が多いのかな….と思いました。
お花も咲いているのですが、植物園というよりも手作りの森のような感じ。
こんなに可愛い森は初めて。ここに来て、本当に良かった♡

公園内全て歩き回って大満足の私は、夕方、チケット売り場へ戻ったのですが、その時にまたまた大雨。
すぐ止んだので、植物園を後にしました。
カルムトハウト駅へ行くと、無人駅。
切符の販売機も見当たらないので、立っていた女性にどうやって切符を買うか尋ねると、電車の中で買うそうでした。

帰るとマルリーンがいたので、今日あったことなどの話をしました。
そのときに、日本人のお客さんは今までいなかった話していたので、最後にこのB&Bのことを書きますね。

夜は、前回行ったベルギー料理のレストランへ。
お店の女性も私が2度目なので、とても嬉しそうに迎えてくれました。
前菜の海老のすり身が入ったクリームに始まり、海老のムニエル、メインにはチキンを食べましたが、どれもとても美味しかった。
美味しいと量が多少多くても食べれますね。
お茶まで飲んで、金額は4,000円から5,000円くらいでしょうか….。
地元の比較的年配の服装のきちんとした人達が食事をするレストランのようです。

Arboretum Kalmthout → click


アントワープ セントラルステーション


私がしびれたアントワープ セントラルステーションの建築は新しい方ですが、古い方の駅も
とても素敵でした。
その古い方の駅でのできごとです→ click