WATANABE ROMI

三社祭へ行きましたー。
今年は、土曜日のみの予定だったので、いつもより早めの町内神輿連合御の時間から。

この日は、朝から各町のお神輿が順番に浅草寺へ現れます。
一旦浅草寺裏の広場に集まった後、浅草神社へ入り神主さんに神霊を入れてもらい、浅草神社の鳥居をくぐって、各町へ戻って行きます。

朝早めに行って、前の方で見ていたのですが、近過ぎて全身の写真が撮れないことが判明。
各町のお神輿の神霊入れが終わるまでは、浅草神社に一般人は入れません。

いい写真が撮れそうもなかったので、お昼ご飯を食べに浪花総本店へ。
その途中、道に迷っていたところ、浅草の親切なおじさまが「何を探しているの？」と途中まで道案内をして下さいました。
そのときに「浅草ビューホテルは、以前、松竹歌劇団の劇場があったところなんだよ」と教えてもらいました。

焼きそばを食べた後、再度浅草寺へ。
ここでもう1人の友達も合流し、そろそろ各町へ戻ったお神輿を見に、いろいろな町を散歩しました。
途中寄った地元の喫茶店で「今日は、天狗はいないんですか？」と聞くと「天狗？あ、大道芸人のこと？大道芸人は三社祭にはいないのよ。」とおばさん。
この他2人に聞いたのですが、何故か天狗を知らないと言われました。
夕方までにいい写真が撮れたので、この日はお祭りを後にしました。

今年は一日だけの予定だったのですが、ラフが思いのほか早く描き終わったので、日曜日は午前中に一人で三社祭へ行ってみました。
この日の目的は、昨年見逃した「天狗さま」です。

一之宮のルートマップをプリントアウトし『 大体この辺かな？ 』と目星をつけて歩いていたとき、すぐ近くに大勢のギャラリーがいるお神輿を発見。
各町のお神輿も出ているので「町のお神輿」と「一之宮」の区別がつかない私は、そのお神輿を通り過ぎて、人の少ない細い道で一之宮のルートマップを見ていました。

そこで「何を探してるの？」と地元のおばさんが声をかけてくれたので、本当は天狗を探していたのですが「天狗はいないわよ。」と言われた昨日のことがあるので「一之宮を探しているんです。」というと「そこにいるのが一之宮よ　。早く行かないと行っちゃうわよ。」と教えてくれました。
私は、一之宮がこれから向かうあろう道へ走って先回り。
天狗は、一之宮の前を歩いています。

すると、一之宮の200メートルくらい先に天狗が歩いていましたっ！！

一本歯しかない下駄なので、歩くのが遅いだろうと思ったら、結構な早さで歩いているので、私も小走りで天狗と並走。

お神輿が来ると人が集まって、一緒に並走して写真を撮る人が大勢いるのに、天狗のことを追いかけている人が私しかいなくて『天狗の追っかけ』みたいで恥ずかしかったのですが、取りあえず「いい写真が撮れるまで….」と並走していました。

天狗も私がずっとついてくるので気になったのか、チラッと見てくれたので、シャッターを切ったら、とてもいい感じの写真が撮れました ♪

天狗の写真が撮れて大満足だったので、雷門近くの三定へ。
1階も2階も並んでいたので、待っている10分くらいの間に隣のおばさまたちと少し三社祭のお話をしていたのですが、お店の人に案内されるときに「3人で一緒に食べましょう。」と言われて、3人でご飯を食べることになりました。

一緒にご飯を食べたおばさま達と別れてから「もう一度天狗を探してみようかな….。」と思ったのですが、やっぱり天狗を見つけるのは難しい。
先程はたまたまだったようです。
一之宮、二之宮、三之宮の居場所は、アナウンスが流れるのですが、一之宮の前の200メートルくらい先が、入り組んだ道で探すのが難しそうだったので、あきらめて、最近ウワサの浅草のメロンパンをお土産に買って帰りました。

お祭りに行くとお祭り好きな年配の方と出会って、知らなかったことを知ることができるのも楽しみの一つです。