雪組 @ 東京宝塚劇場


東京宝塚劇場へ雪組の公演を見に行きました。
日本物劇『一夢庵風流記 前田慶次 』とレビュー『 My Dream TAKARAZUKA 』の2本立て。
壮一帆さんのさよなら公演です。

タカラヅカのお芝居は、先に内容を把握しておいた方がいいので、早めにいってプログラムであらすじをチェック。
前田利家の甥の前田慶次の話。かなりのカブキ者だったそうです。
前田利家の正妻のまつと幼なじみで、実は二人はお互いを想っていたとか、秀吉を暗殺しようとしていたとか、それぞれのエピソードが断片的で「 壮さんの勇士を見てね♡ 」的な立ち回りをするかっこいい壮さんはたくさん見れましたが、内容はあまり無かったような???? 最後も「 つづく 」みたいな終わり方でした。

昨年、壮さんのフェルゼン役を見たときに日本物のお化粧も似合いそうだな…..と思っていたら、とってもお似合いでした。
タカラヅカの方は、ノーメイクの時とタカラヅカメイクの時の顔が全く違うのですが、私は基本メイク後の顔を重視するようにしています。

日本物のお芝居の中で重太夫が「兄貴は、今日、オンギャーと生まれたんじゃろ?」と壮さん演じる前田慶次に言うと客席から拍手が湧きました。
8月7日は壮さんのお誕生日だそう ♪
ナマの舞台はこういうところが面白いですね。
客席に有名人がいるとセリフにその人の名前が入ることもあります。

『 My Dream TAKARAZUKA 』は、やっぱりトップスターの方の全身スパンコールの衣装にライトが当たったときのキラキラが半端ないです。
あの衣装を見ているだけでテンションが上がります。
ショー全体がとにかく明るいラテン系のノリで、ほとんど手拍子をしていました。

昨年『 ベルサイユのばら 』をやっていたので、10年以上ぶりにチケットを取ったのが、壮さんトップお披露目の雪組『ベルサイユのばら』。
その後、集英社のマリソル誌でタカラヅカの方の連載が始まって、記事の周りにイラストを描くことが決まったので、慌てて今のタカラヅカのトップの方達の名前と普段の顔とタカラヅカメイク後の顔を憶え始めました。
ただ顔写真と名前の文字だけを見ていてもなかなか憶えられなくて、スターの方達のトーク番組を見ることに。
そして、そのトーク番組を見ていたら、私はすっかり壮さんのファンになってしまいました。
こんなに飾らずに豪快に笑って、あっけらかんといろいろな話をするスターさんは初めてで、その自然体っぷりに心を奪われました。
しかも話し方が面白い。
その人柄が舞台上でもあふれている気がします。

美しくて歌も踊りもお芝居も上手いので退団がとっても残念。
タカラヅカのファンの方は、好きなスターさんの2番手時代が長い方が色々な役が見られて楽しいと聞いたことがありますが、それにしてもトップ時代が1年は短いです。

壮さんと同じ誕生日のロンドンにいるドイツ人の友達に毎年 Happy Birth Day メールを送るのですが、8/7は朝からバタバタして、宝塚後も食事に行ったので、メールを送るのを忘れていて、8/8の朝思い出しました。
ロンドン時間の8/7のギリギリ、Happy Birth Day メールを送れました ♡


暑中お見舞い申し上げます




タカラヅカのチケットを団体で取られている方がいて、私も頂きました ♡

去年、久しぶりに見たのが、雪組 壮一帆さんのトップお披露目公演『 ベルサイユのばら – フェルゼン篇 – 』でした。
あれから約1年、今度は壮さんの退団公演。(トップになってから退団までが早いっ )

雪組は「日本物の雪組」と言われているのですが、今回の演目は、日本物とレビューの2本立てで楽しみ ♪


uka nail oil


時間によって香りが違うそう。
24:45 の 香りが好き♡


ドッグヴィル


ラースフォントリアー監督の『 ドッグヴィル 』を見ました。

暗い気持ちになることが多いので、ラースフォントリアー監督の映画は覚悟して見るのですが、ドッグヴィルは、まさかの舞台仕立てでした。

内容は、大恐慌時代の鉱山村、ドッグヴィルへギャングに追われたグレースが現れ、作家志望のトムの提案で彼女の奉仕と引き換えに村人全員で彼女をかくまうというもの。

村人と仲良くなり始め、奉仕に対する賃金も支払われるようになった頃に警察が村へやってきて彼女のことを尋ねるのですが、このまま匿うかどうか迷い始めた村人への解決策としてトムが彼女の奉仕を倍に賃金は半分にするという提案をします。

仕事が多くなり、失敗を繰り返すグレースに村人達は苛立ち、彼女への虐待が始まります。

グレースに対する村人の仕打ちがひどいので、この内容で普通の映像で見せられていたら、途中で見るのを止めていたかもしれませんが、家の壁もない、舞台装置で見ているので、現実味がなくて最後まで見れました。

解説がついていたり、役者も味のある人ばかりで、この映画、私は好きでした。
ライトだけで月や夕日を現すところも好き。

ラースフォントリアー監督の映画は、毎回表現が違うけど、どれも強烈に記憶に残る。

★★★ 3.5

DOG VILLE


Beauty & Co August


Beautu & Co の特集にイラストを描かせて頂きました。
海を眺めているカップル。

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