ブリングリング 2


適度にセリフやノリのいい音楽が流れて、色のキレイな『 ブリングリング 』は、絵を描いているときにピッタリ ♡
ずっと繰り返し流しているのですが『 ブリングリング 』の ニッキー役 エマ・ワトソンの話し方がどこかで聞いたことがあるなーと思っていたら『アメリカン・ビューティー』の アンジェラでした。

ニッキーとアンジェラの共通点は、モデルが本業ではないけど、モデルっぽいことをしているところ。
二人の役者が同じような話し方をしているということは、これがそういう女の子の典型的な話し方なのだろうか?

何度も同じ映画を繰り返し流していると、思わぬところに気づいて面白いことがあります。
『 シャイニング』もその一つ。


Marisol July issue


マリソル 7月号 タカラヅカスターの好きな音楽を紹介する『 恋するミュージック 』
今回は、花組なので、お花の絵です。




ブリングリング


ソフィア・コッポラ の『 ブリングリング 』を観ました。
内容は、SNSを利用してパリス・ヒルトンやリンジー・ローハンなどセレブの留守中に家に忍び込んで盗みを働いていた高校生たちのお話。
タイトルのプリングリングは、浪費と見せびらかしに明け暮らす人生というスラングだそう。
実在の事件を元にしたものです。

やっぱりソフィア・コッポラの映画というと色とアイデアですね。
毎回新しいものが観れる気がします。

カラフルな靴がたくさん並んでいるところに文字が入るオープニングや明るい陽射しがあふれているそれぞれの生徒の家の中も好きでしたが、今回、一番好きだったのは、丘の上にある一軒家を遠目で写したもの。
遠くから見るとドールハウスのようでとっても可愛かった。

周りが暗いので、電気をつけた部屋だけが浮かび上がって、電気を全部つけると家の全容が分かります。
以前から、日本は、京都の格子窓のように隠す文化だと思っていたのですが、この丘の上の一軒家は外側に壁がないので、家の中が全て見えます。
外から見られることに抵抗がない西洋ならでは思想を見ているようで興味深かったです。

主人公の男子校生が家の中で skype をしているときのように過ごしているシーンやセレブのインタビューシーン、SNSで留守を確認して侵す犯罪に合わせた新しい表現をたくさん入れていたり、考え方の軽い高校生とスフィア・コッポラ独特の軽やかさがとても合っていました。

ソフィア・コッポラの映画は、キャスティングも楽しみなのですが、今回は、レベッカ役のケイティ・チャンとクロエ役のクレア・ジュリアンの声がスカーレット・ヨハンソンみたいで好きでした。

★★★



オランダ × コスタリカ、とっても面白かった。
両方の頑張りに感動しました。




THIRD PERSON


Third person