ダラス・バイヤーズクラブ


時間ができたので『 ダラス・バイヤーズクラブ 』を見に行きました。
1月に『 ダラス・バイヤーズクラブ 』の映像を見つけて、見たい映画としてチェックしていたのですが、予告編で ” テキサスが舞台なのかなー” ” 主人公がエイズを宣告されているみたいだな….. ” くらいで、ほぼ内容は把握せず見に行ったのですが、映画館で見てよかった。
久しぶりにぐっとくる映画でした。

1985年のテキサス州。
主人公は、電気工でロデオカウボーイのロン。
テキサスと言えば、アメリカの中でも保守的でゲイには差別が大きい土地です。
ロン自身もゲイに対して偏見を持っているカウボーイ。
酒とドラッグと女とばくちに明け暮れる日々を送っています。

ある日、事故で病院に運ばれたロンは、HIV陽性で余命30日と診断されます。
1980年代当時、エイズといえばホモセクシャルの病気と思われていたため、自分がエイズになる訳がないと最初は否定するのですが、エイズについて猛勉強し、ドラッグや女性との性交渉でもエイズになることを知り愕然とします。

アメリカでは認可されている治療薬が少ないため、代替治療薬を求めてメキシコへ渡るロン。
未認可医薬品のサプリメントを密輸し、同じくエイズ患者のトランスジェンダーのレイヨンとともに非合法組織のダラス・バイヤーズクラブを設立し、新薬の提供を始めたところ、新薬を求めてたくさんの人が集まり始めます。
国が認めた薬の副作用で亡くなる人が増える中、新薬の認可をとるために最初は自分のためだったのが、いつの頃からか人のために奔走します。

登場する殆どの役者を知らなかったことや手持ちのカメラでの撮影や登場人物目線で撮られた映像が、ドキュメンタリーを見ているようでした。
演技とは思えないロン役のマシュー・マコノヒーの怒り、絶望、錯乱、鬼気迫る様子やトランスジェンダーのレイヨン役 ジャレッド・レトの明るさの中の悲哀、二人ともこの役のために21キロ、14キロと痩せたそうで、真実味がありました。
ジャレッド・レトのレイヨン、美しくて賢くてユーモアがあって優しくて、実在したらお友達になりたいくらいでした。

最初はゲイを差別していたロンがゲイの人たちを1人の人間として見るようになるところや人として成長していく過程、ストレートのロンに実は恋していたレイヨンの、どんなに体が辛くても好きな人の前で綺麗でいたいという女性よりも女性らしい気持ちの切なさに泣かされました。
本当にいい映画でした。
内容だけでなく、映像も編集もとてもかっこいいので、是非大きい画面で見てほしいです。
また見たいな…。

dallas buyers club
★★★★★


Vogue Japan April


『 Youは何しに日本へ 』で 海外の人たちが、お好み焼きの上でフラフラ揺れるかつおぶしを見るのが好きだと話していたので、お好み焼きを描きました。


Vogue Japan April



Vogue Japan April


またまた VOGUE誌に描いた 観光客カップル。
東京の観光名所、雷門やスカイツリーで記念撮影中。


Vogue Japan April


VOGUE 誌 に描いた観光客カップル。
驚いてます( 笑)。
i drew this picture for VOGUE NIPPON.


Vogue Japan April issue


i drew this picture for a magazine ” Vogue Japan “