江戸ッ娘 kawaii @ 太田記念美術館


長年、原宿へ通っていて存在を知っていたのに、一度も入ったことのなかった太田記念美術館。
前を通りかかったので、入ってみました。
歌川国芳の美人画の展示です。

浮世絵の女性は、ほぼ同じ顔でシワもないのに絵の説明に「若い女性が折り紙を折っています」「年増の女性」と書いていて、どのように見分けているのかと思ったら、髪型やお歯黒にしているかどうかで年齢が分かるらしいです。
ちょっと驚いたのが、武士の家で働いていた奥女中が普段から振り袖を着ていたと書いていたこと。
振り袖で仕事しづらいのでは?と思ってしまいました。

浮世絵の絵の横に髪型や着物の柄などの説明が書いていてとても分かりやすく、身分によって髪型や着ている物が違っていたようで、その違いが描かれている絵もあって、絵の前でうなることしばしば。
もっと早く来ていればよかった…..。

昔の日本人は、柄と柄を合わせたり、髪の毛にくしや布をつけていて、とってもカラフルな格好をしていたのでしょう。
絵が描かれたのが文政ころと書かれていたのですが、自分が読めるひらがなや漢字が絵の中に書いてあって、150年前の江戸時代の人と繋がっている気がして、じーんとしてしまいました。


Your comment