清澄庭園


清澄白河へ行っても、時間帯が合わなくて清澄庭園に一度も行ったことがなかったのですが、丁度開いている時間だったので、ちらっとのぞいてみたら「一般入場料150円って、安っ。」と思って入園しました。
先日行った小石川庭園入園料300円に対して、こちらの庭園はとーーーーーーっても綺麗。
お庭の構図がとっても洗練されていて、こんなにどこから見ても美しい日本庭園って見たことがない。

調べてみたら、三菱財閥、岩崎弥太郎が買い取って、社員の慰安や貴賓を招待する場所として庭園を造成したそう。
通りで美しいわけです。
置いてある石や植木がどれも美しい。
何で今まで知らなかったんだ…。
これは通ってしまいそうです…..。

鴨がいたので、私が写真を撮っていたら、ご夫婦がやってきたのですが、鴨がご夫人の方へやってきて、何か話をしているように口をパクパクしました。
「もう何もあげるものはないのよ。」とご夫人が鴨に話していたら、水の中からも3羽の鴨がご夫人めがけて泳いでやってきて、私がびっくりしていたら、先ほどまで皆にパンをあげていたそうでした。

「憶えられちゃったんですね。」と言ったら笑っていらっしゃいましたが、私も買ってきたベーグルをちぎってあげたらハトもやってきて、池の中からは鯉も口だけ出してパクパクしていて、先ほどまでほのぼのしていたのですが、水から口だけ出してパクパクしている7匹くらいの大きい鯉はホラー映画のようでした。

ご夫婦はよくこの公園に来ているそうだったので、私が「鴨はいつもいるんですか?それとも今日は、たまたまいるんですか?」と聞いてみたら「この鴨はいつもいるわ。」とおっしゃっていたので、やっぱりご夫人と知り合いらしい。

ここの鴨は人間を全く怖がらなくて、座っている私の真正面に立って見ているし、鯉は人間が池に近づくと口を出してぱくぱくしているし、餌が欲しいようです。
「この鯉は、きっと水の中から出たいだろうなー。このままいくと進化して、足が生えて歩いてきそうだな…..」と思って、池から離れました。

大きな亀もいたり、鷺もいたり(通り抜けする猫も)1周するくらいのお庭なのですが、人数もそんなに多くなくて、とっても居心地がよかった。

東京で一番好きな庭園を見つけました ♪


Your comment