ケイト・ブランシェット主演の『 ブルー・ジャスミン 』を見ました。
ニューヨークの資産家ハルと結婚し、セレブリティー生活を満喫していたジャスミン。
ハルとの結婚生活が破綻したことで地位も財産も全て失ってしまい、サンフランシスコで庶民的な生活を送る妹のジンジャーのもとへ身を寄せます。
サンフランシスコの今の生活とジャスミンがたびたび回想するニューヨークのセレブ生活が交互に出てくるあたり、そしてニューヨークの生活を思い出しているジャスミンが独り言を話しているシーンの繋がりがとっても面白かった。
今までかっこいい役のケイト・ブランシェットしか見たことがなかったので、今回の精神的に不安定になっているジャスミンを演じるブランシェットが凄い。
「こんなケイト見たことないー！！」と夢中になって見てしまいました。
ジャスミンの状況は現実的に考えると悲惨ですが、借金だらけなのにファーストクラスで来たり、何もかも失った割にはヴィトンのスーツケースを何個も持っていたり、言っていることとしていることのつじつまが合っていないので、突っ込みどころ満載で笑えました。
★★★★