チョコレートドーナツ


『チョコレートドーナツ』のDVDが出ていたので借りてみました。

ゲイのカップルとダウン症の子供の話….くらいの情報で見始めたのですが、ゲイに対する周囲の差別が激しいので「 時代設定が古いのかな?」と思ってDVDを一時停止してオフィシャルサイトをのぞいたら、1970年代にアメリカのブルックリンで実際にあった話を元に書いた脚本ということでした。

内容は、ドラック中毒で母親に育児放棄されたダウン症の男の子マルコと隣に住むゲイのルディとその彼氏ポールの話。
薬物中毒で逮捕された母親に変わってマルコを引き取る二人でしたが、ゲイに対する世間の目は厳しくマルコと引き裂かれてしまいます。

3分の1は3人の交流、3分の2はマルコを引き取る為の法廷闘争になるのですが、法廷の部分は、ゲイへの差別が主題になっているようでした。
あと30分3人の交流の部分を細かく見せてくれたらよかった…..と思う。

ルディを演じるアラン・カミングですが、実生活でもゲイをカミングアウトしています。
以前見たアメリカドラマの中で彼が演じたビリー、毒舌でとーってもセンスが良くて、その
ビリーを見て以来すっかりアラン・カミングのファンになっていたので、もっと彼の演技が見たかった。
何故か短く感じた。

★★


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