麦の穂をゆらす風


クリストファー・ノーラン監督のバットマン3部作に出ていたキリアン・マーフィー。
『 麦の穂をゆらす風 』の頃 。
” 彼の顔、描きやすそうだな…. “と思って、2006年に個人的に描いたものです。

『 麦の穂をゆらす風 』は、アイルランド独立戦争とその後のアイルランドの内線を描いた映画。
内容が重そうだったので避けていたのですが、キリアン・マーフィー繋がりで見てみました。

そうしたら、やっぱり辛かった….。
イギリスとアイルランドのことは、大分以前に『 風と共に去りぬ 』の続編『 スカーレット 』を読んだときに、少し知ったのですが、やはり映像の方が強烈でした。

入植してきたイギリス人のアイルランド人への差別や虐待が横行している時代。
イギリスからの独立のため、アイルランド人が一丸となって戦います。1922年にアイルランド自由国が成立し、イギリスの自治領になりますが、北部の6州のみ北アイルランドとしてイギリス領となったため、内戦が始まり、今度は、アイルランド人同士が戦うことに…..。

2006年にカンヌ映画祭のパルムドールを獲った作品。
★★★ 3.5くらい。


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