The Tree of Life


『 ツリー・オブ・ライフ 』が公開したときに ” 見たいなぁ…♡ ” と思っていたら、美容室で
「ツリー・オブ・ライフ見たけど、訳がわからなかった…。」と話している人が…。
” 訳が分からないなら、DVDになってからでいいか…..” と、結局映画館で観なかったのですが、DVDが出ていたので、絵を描く時につけっぱなしにしようと思って借りてきたら、あまりのセリフの無さと映像の美しさに、思わず見入ってしまいました。

地球、空、木、雪、太陽の光、水、植物、動物、人間、人間の造った建築物ありとあらゆる美しい映像をつなぎ合わせたような映画でした。
最初から最後まで ” ザ・キリスト教 ” というような映画で
「この美しいものは、全て神様が創ったのですよ」と言うことなのかも。

映画は、とても厳しい父親に育てられた3兄弟の長男の視点で描かれたものです。
粗野で厳しい父親へ嫌悪感を抱くジャック。
私も子供の時のことを思い出すと断片的できちんと繋がっていないので、映画も大人になったジャックの断片的な記憶を彼の隣で見ているようでした。
カメラの動きもドキュメンタリーみたいで面白かった。

子供達の演技もとても自然でした。
長男の不服たっぷりの顔と次男の優しい柔らかい顔が可愛かった。
私は、この映画とても好きだったので ” やっぱり大きい画面で観てみたかったな…. ” と思いました。
でも私のことなので、映画館で見ていたら、映像がとても美しくて、それに加えて音もないので、寝ていたような気もしますが….。

★★★ 3.5くらい




WINTER’S BONE


幼い弟と妹、病気の母親を一人で支える17歳の少女リー。
父親は、家を保釈金の担保に保釈されたのですが、家には戻らず行方がわからなくなってしまい、父親がこのまま裁判へ出頭しないと家も土地も没収されるという状況に陥ります。
家族を守るため、自分で父親を探す決心をし、親族に助けを求めますが、誰も助けてくれません。

やがて解明されていく父親の行方。
家族を守るためだけに動くリーに心を動かされていく大人達。

最初は、リーを演じるジェニファー・ローレンスの演技がいいのか分からなかったのですが、途中からびっくりするほど真実味溢れる表情をしたので、私も心を動かされました。
衝撃的なシーンもあったので、血の気がひきましたが、最後は、温かい気持ちになる映画。

途中、思わぬ人が出ていて、びっくりするのも楽しみ。

★★★


UEFA EURO


4年に一度、夏期オリンピックと同じ年に開催される ヨーロッパの国際試合 UEFA EURO。
一度観たら面白くて、毎回、観ているのですが、今回は、絵を描きながらなので、実況の人の大切さがよくわかる。
実況をしている人が 2人いて、毎晩交代で担当をしているようなのですが、一人の人が実況をしていると絵を描いていても何が起こっているかわかるけど、もう一人の人が実況をしていると、ボールを持っている人の名前を伝えているだけなので、何が起こっているかさっぱりわからない。
ずっと一人の人がやってくれないかなぁ….。


るれっと BROWN


本を貸した友達が、お菓子を添えて返してくれるのですが、これが毎回美味しい。
建築事務所で働いているので、色々なお菓子が、事務所に届くそう。

1960年創業 八丁堀の洋菓子・ベーカリーの 『 るれっと 』
子供の時に食べていたリーフパイよりこちらの方が薄くて、甘みをおさえていて美味しかった ♡
BROWN








House of Tolerance



30セント・メリー・アクス


ロンドンの友達と Old street でいくつかのお店を見た後、サーチギャラリーへ向かうべく、友達の後について歩いていたのですが、その時に目の前に現れた建物。
ロンドンのレンガ創りの建物の間から、超近代的な建物がっ !!

映画の中のワンシーンのような、あり得ない景色に「か・かっこい〜〜♡♡♡」と見とれていたら
「僕たちは、あの建物をガーキン(ピクルスになるキュウリ)って呼んでるんだよ」と友達。

初めてロイズを見たときも「かっこい〜〜♡」としびれましたが、このロンドンの古い建物の後ろに見える超近代的な建物の対比の美しさに 30セント・メリー・アクス(ガーキン)の方が、余計しびれました。
まるで合成みたいですが、合成じゃないところが凄い ….。